-岡山県の地域活性化に挑戦する-

岡山県は、南方に瀬戸内海、北方に中国山脈を擁し、その間に岡山平野が広がっています。このような地の利を活かして岡山県は古来より繁栄してまいりました。古くは「吉備の国」までさかのぼり、当時の繁栄を物語る多くの遺跡を今なお残しています。また、歴史的魅力も深く、源平合戦の舞台や、羽柴秀吉軍の「備中高松城の水攻め」など多くの伝承を残しています。なお、倉敷市は江戸時代に天領となってから年貢米の集積地として、倉敷川に作られた港を中心に商人文化が発展してまいりました。

現代になってからは、瀬戸内工業地域を構成する水島臨海工業地帯の整備や、内陸部に点在する工業団地など、立地、交通の便を活かした工業地としても着目されてまいりました。

そして、現在。東日本大震災以降、岡山は災害の少なさ、温暖な気候、充実した医療機関など多くの理由から、移住先として再び熱い注目を受けています。

このように歴史と魅力に満ち溢れた岡山県ですが、長い歴史の中で、徐々に形成された都市であるが故に、様々な問題を抱えているのも事実です。都市の魅力をさらに高めるためには、様々な専門分野のノウハウを注ぎ込みながら、岡山が誇る有形・無形の資産を活かしつつ街づくりを行うことが必要です。また、地方都市として、少子高齢化社会へ迅速に対応し、地域を活性化してゆくことが急務と考えます。

当社は、不動産のプロフェッショナルとして地域が活性化できるようこれらの問題に対峙し、プロジェクトや地域活動に積極的に参加していきたいと考えています。そのためには「不動産鑑定」という既成概念に捉われず、都市の構成要素としての不動産をあらゆる視点から取り扱う必要があり、プロジェクトに応じて他の専門家とのコラボレーションによって、無限の可能性を持って地域活性化に挑戦していきたい!これが私たちの熱い思いです。

岡山県の比類なき魅力的な歴史。その歴史により発展した街を再びこの時代に活性化を図ることで、新しい歴史が築かれると信じて、時代に合った手法とスピード感を持って挑戦し続けてまいります。

株式会社きびコンサルタント
代表取締役 石井 宏典